ミドリムシの栄養が凄い!

ミドリムシ

「ミドリムシ」と聞くと、虫の一種だと思う人は多いのではないでしょうか?
名前の中に“ムシ”とあるので、そのように考えてしまいがちですが、実は虫ではありません。植物と動物の両方の特性を持ち合わせている微細藻類で、昆布やワカメの仲間なのです。

このミドリムシは、学名では「ユーグレナ」と言い、一種類だけでなくたくさんの種類が存在します。その数は世界に100種類以上とも言われます。植物のように光合成を行い、動物のように細胞変形させる不思議な微生物ですが、多くの栄養素を持っていることでも注目されています。植物性と動物性の栄養素をバランス良く持っており、これは地球に存在する微生物では唯一ミドリムシのみが持っている特徴です。

食品用の品種としては「ユーグレナグラシリス」というのがありますが、これには約59種類もの栄養素が含まれています。ミネラルやビタミン、アミノ酸など、人間が生きていく上で必要な成分のほとんどを含んでおり、中にはミドリムシのみが持っている成分もあります。それが「パラミロン」で、コレステロールなどの不要物を吸着する効果があると言われています。

また、ミドリムシは栄養が豊富なだけでなく、その消化率の高さでも注目されているのです。植物である野菜や果物に含まれる栄養素は「細胞壁」をもっているため、これが体内での消化を妨げてしまい、摂取しても消化率は約40%程と言われています。ですので、実際に食べている野菜や果物の栄養素は、実は半分程しか体内で消化されていないのです。消化されにくいということは、もちろん吸収率もそれだけ良くないと言うことです。

しかし、ミドリムシはこの「細胞壁」がなく「細胞膜」のみですので、野菜などよりも消化率は高く、効率的に栄養素を体内に摂取することができます。このようにミドリムシは、他の微生物とは比べものにならないくらい栄養豊富で、それは人間の体にとってとても魅力的であると言えます。

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